有機土壌改良用微生物資材「ライズ」 


土づくり 土壌改良 微生物資材ライズ


土壌改良 微生物資材ライズ
 

有機JAS規格適合「ライズ」で『土づくり』

その土地で慣行の栽培(化学肥料や化学農薬を使用する栽培)や自然栽培・有機栽培を長く続けるためには、まずは『土づくり』を行って微生物の豊かな発酵型土壌にすることが大切です。

収穫した作物の残渣や堆肥を使用した土壌は、作物に良い働きをする発酵型の微生物が増え、作物に悪影響をおよぼす腐敗型や病原性の微生物が少なくなり徐々に発酵型土壌に変わってゆきます。

ライズの発酵微生物は、土壌の有機物(作物の残渣、未分解の堆肥)を効率良く発酵分解させ土壌に増殖して『土づくり』を行い土壌を発酵型にしますので、作物が病気に強く元気に育ち、味や品質が良くなり収穫量が増えます。

ライズは有機質原材料とケイ酸やカルシウムなどのミネラルを豊富に含んだ新生代貝化石に、ライズ菌(乳酸菌・麹菌・放射菌・糸状菌などの有効微生物)を長時間培養し微生物・酵素活性を高めたものです。
安全な原料だけを使用し化学処理したものは全く使用していませんので有機JAS規格に適合した資材です。

ライズは肥料・堆肥の仲間ではなく、農業用微生物資材として【植物の根圏の環境改善】に特化した「バイオスティミュラント資材」です。

 

「ライズ」の効果


■「土をつくり」*「植物の生育を健全にする」=【美味しい作物】


■植物の有機・無機養分の吸収を助ける。

■植物の発根を良くして生育を促進する。

■土壌の過剰肥料分を(特に窒素)を消化し肥料成分過多による悪影響をおさえる。

■肥料成分の吸収過剰をおさえて植物を徒長させないで丈夫にする。

■作物の甘味や旨みが増す。

■発酵菌を強力に培養しているため有機質の発酵分解力が強い。
 「堆肥発酵促進資材」「水田の稲わら分解促進資材」

・堆肥は必ず使用してください。

ライズの効果が100%発揮されます。

・土壌消毒用の薬剤や石灰窒素はライズと同時に使用しないでください。

土壌消毒薬や石灰窒素は有効微生物を死滅させますので、やむを得ずこれらを使用するときは必ずライズ鋤込みの1ヶ月以上前にしてください。

作物は土壌を構成しているミネラルと、土壌に含まれている窒素(無機体または有機体のアミノ酸)、リン、カリの養分を吸収し、作物の骨格を作りそこで光合成を行って澱粉を作り出します。作物の味も作り出されます。そして病害虫にたいする抵抗力。全て遺伝子の働きです。

- 有機農業は作物の生命力すなわち遺伝子の能力を引き出す農法、だから、遺伝子組換えは不要です。-

ライズの微生物は、肥料過剰の状態や、微生物の不足を改善する働きがありますので、化学肥料栽培にも大変効果がありますが、有機農業をお考えの農家の皆さんに、勇気を与える微生物資材です。

 

ケイ酸を補給するライズ

地表の約25%がケイ酸でできていますがこのケイ酸はアルミニウム、鉄と結合しており植物が吸収しずらい形態になっています。
ケイ酸は植物にとって大変重要な成分です。人間の骨格はカルシウムを主体にしていますが植物の骨格(細胞)はケイ酸を主体にしています。バラやナスのトゲやもみ殻、稲科植物の葉っぱの堅いノコギリ状の堅いギザギザなどもケイ酸を主体にしています。

○キュウリの病害の抑制 ※

○水稲の倒伏の防止

○水稲の収量の増加

(※接ぎ木しない自根栽培の場合)

といった働きのあるケイ酸を、ライズは約26%含んでいます。ライズのケイ酸は貝化石由来のコロイド状で植物に吸収されやすい性質がありますのでケイ酸資材としても大変有効です。

ライズの貝化石には、ケイ酸、カルシウム、苦土、マンガンをはじめとする多くのミネラルが含まれており、これらが発酵処理で植物に吸収されやすい形になっておりますのでライズ菌と相まって野菜が美味しくなります。

ライズの使用量と使用方法


-10a・300坪・1000㎡当たりの使用量-

◆堆肥の発酵促進

適量の鶏糞・牛糞や油かす類の未発酵の有機質肥料ともみ殻などにライズを混ぜますと良く発酵した堆肥ができます。
堆肥1~2tに混合 1袋(15kg)
《以下の「もみ殻堆肥の作り方」の項を参照して下さい。》

◆土つくり・土壌改良・生育改善

根の張り良くし作物を丈夫にし、味を良くする。
植付け前、全面に鋤きこみ。
 2~3袋(30~45kg)※年1回

◆収穫の残渣を生かした土づくり

よく発酵し植物に含まれている肥料分やミネラル分等が土となじんで地力の元になります。
収穫の残渣などとともに土にすき込みます。
 2~3袋(30~45kg)※残渣や堆肥すき込みは秋にライズと一緒に行います。

◆苗育て

根張りが大変良くなり、発酵ケイ酸が苗を丈夫にします。
育苗土に混合 2%

ライズの効果 検証

根張り効果 (左-使用 右-未使用)

◆花や野菜を元気にする。

ライズの微生物が根を元気にし、発酵ミネラル・ケイ酸が作物の茎・枝・葉を健康体にします。
畝や通路に時々追肥します。

ほうれん草立枯病に対する効果 (岩手県農試環境部 1994)

ライズと堆肥の併用で、立枯病の発病が軽減された

試験区 播種9日 播種13日 播種18日
調査数 発病株率(%) 調査数 発病株率(%) 調査数 発病株率(%)
ライズ+堆肥
堆肥のみ
対照区
51
55
47
 9.8
7.3
23.4
53
58
54
 15.1
20.7
31.5
59
62
54
 16.9
27.4
42.6

ライズの追肥は作物の根を元気にさせるために行うものです。ライズに肥料成分はほとんどありませんので生育を促進させるための追肥は速効性の有機肥料ユキパーをおすすめします。

ユキパー・ライズの組み合わせ使用方 【詳細は使用例へ】

◆野菜をおいしくする

発酵した貝化石のカルシウムが野菜を美味しくします。
株元に散布します。

◆果樹

春又は7~8月又は秋に株周りに散布 2袋(30kg)

◆家畜舎の糞尿の臭い消し

ライズを敷きわらなどに散布。

◆太陽熱消毒

発酵熱で地温が上がり消毒効果がより出ます。
堆肥や有機質と一緒にすき込みます。

もみ殻堆肥づくり

稲わら、もみ殻にはケイ酸がたくさん含まれています。

このケイ酸は稲が生育しながら灌漑水や田んぼから一生懸命吸収したもので鉱物ケイ酸とは違い稲が大変吸収しやすいものとなっています。

毎年「稲が生育中に十分な量のケイ酸を吸収できて天候に左右されず、病気や倒伏せずに品質の良い米が沢山穫れた。」の様にするためには、肥料の施肥方法も大事ですが、稲わらともみ殻を田んぼに上手に還元して有効ケイ酸を毎年貯め続けることも非常に大事なことです。

植物の骨格にはケイ酸が使われていますが、ライズのケイ酸はコロイド質で植物への吸収効率が大変よく、特に稲にとってケイ酸は、窒素・リン酸・カリと並ぶ大変重要な成分なので、稲はライズの効果が大きい作物のひとつです。

また、乳酸菌・酵母・麹菌・放線菌などの有効微生物を多数培養した「ライズ」で分解された「もみ殻堆肥」は、とくにケイ酸が豊富な堆肥となります。

もみ殻堆肥の作り方  

■稲わら・稲株とライズの水稲へのケイ酸の効果

ケイ酸が地力として稲に有効化しますので食味や登熟の向上、倒伏対策になります。

水稲へのケイ酸の効果

■水稲のイモチ病抵抗性の増加

■水稲の倒伏の防止

■水稲の葉の受光体勢の改善

■水稲の収量の増加

■水稲の高温・低温・日照不足対策

(高橋英一著「作物にとってケイ酸とは何か」2007年農文協より)

■稲わら分解

ライズ菌が稲わらの繊維に増殖しながら浸透して稲わら分解を促進します。水田のワキを押さえます。

稲刈り後、又は春耕起前にライズを散布して耕起します。 2袋(30kg)
【詳細は「ライズによる稲わら処理方法」へ】

■ライズ生わら発酵効果

ライズ菌が稲わらの繊維(細胞壁)を分解して透水性が良くなるため水に早く沈みます。水田の代かき後の稲わらの浮きを押さえます。
ライズ生わら発酵効果 左:秋ライズ散布 右:対照
わらが発酵して早く水に沈殿

美味しいお米栽培 ライズで稲わら・もみ殻処理

■もみ殻堆肥の作り方

もみ殻堆肥は最も効率良くもみ殻のケイ酸等の成分を土壌に還元できます。
農業用微生物資材であるライズの発酵力を活用した、稲わら・もみ殻の堆肥づくりをお勧めします。

もみ殻堆肥の作り方

 

ぼかし肥の 作り方

 

水稲編 ライズの効果的な使い方

■有機米の栽培:

ライズと当社の「水稲用ユキパー・自然育苗用土・自然育苗養分」だけで出来る「食味がよい」有機米栽培法の説明
「食味がよい」有機米栽培法 説明書 ダウンロード

「食味がよい」有機米栽培法 サムネイル

 

■育  苗:

健苗の育成、根張りの良い耐病性のある頑丈な苗に育てる「苗半作」

使用時期:育苗時用土に混合

施 肥 量 :2%(体積比又は重量比どちらでも可) 苗箱約250枚/1袋

 

■稲ワラ分解:

水田の稲ワラを発酵分解しながらワラとライズの有効ケイ酸を補給する。
米の食味・品質向上。

使用時期:秋耕起又は春耕起時にすき込み。

施 肥 量 :2袋(30kg)/10a ※含有ケイ酸:約7.8Kg

 

■ライズ菌・ケイ酸追肥:

稲の生育中頃以降のいもち病・倒伏対策。穂を充実させる。米の食味・品質向上。

使用時期:中干し~幼穂形成期(6月後半~7月前半)。
穂肥期(出穂25~10日前)。
実肥期(出穂から穂揃期(出穂10日目))。
◎肥料過多で葉色が濃く軟弱生育や倒伏が予想されるときは随時。

施 肥 量 :2袋(30kg)/10a ※含有ケイ酸:約7.8Kg

ライズ成分分析

 ライズに含まれる微生物数
一般生菌数      4.0×109/g
生酸菌(乳酸菌)数  2.9×109/g
酵母数          5.0×106/g
糸状菌数        1.0×107/g
放線菌数        1.0×107/g
      ライズの成分組成
窒素     0.8%
リン       1.4%
カリウム    1.2%
カルシウム   5.5%
ケイ酸      26%
苦土      1.3%
マンガン    0.05%
pH       7.9
  その他の微量要素


亜鉛
アルミニウム
ナトリウム
コバルト
無水硫酸
硫黄
塩素
ホウ素
ほか

●ライズは開発されてから45年以上になる微生物資材です。
●ライズは全て安全なものを原料としており有機JAS規格に適合した資材です。
●当社は全国土壌改良資材協議会の会員です。
●(社)農山漁村文化協会様発行の「農業技術体系 土肥編」(全8巻)の第7巻の微生物資材の項目にライズの説明が掲載されております。
●農業分野で「土づくり」などいろいろ有意義な使い方ができる微生物資材です。使用方法等お気軽にお問合せください。
 

【有機JAS規格適合につきまして】
(株)アファス認証センター様より資材内容確認書をいただいておりますのでご覧ください。
 ● 資材内容確認書【ライズ・コンポライズ】
 ● 全製品の資材内容確認書

 

商品

土壌改良 微生物資材ライズ

微生物資材、土づくり資材 ライズ®

貝化石を主原料とし、これに米糠・粉炭・カニガラ等を加えて乳酸菌・酵母・麹菌・放線菌などの有効微生物を多数培養した農業用の微生物資材です。

内容量及び価格(送料別)

粉状(こな)

15.0kg 税別2,500(税込2,750円)

粒状(つぶ)

15.0kg 税別2,820(税込3,102円)

(2022年10月1日より価格を改定いたしました。)

【成分】:ケイ酸26.0%  カルシウム5.5%  苦土1.3%  窒素0.8%  リン1.4%  カリウム1.2%  マンガン0.05%
PH7.9

※ライズは窒素・リン酸・カリの肥料成分をほとんど含んでおりませんので肥料ではありません。
※完全有機栽培を求める方は、有機肥料「ユキパー」と併用して御利用ください。



ライズ粉状(こな)15.0Kg

品名 ご注文エリア ご注文数量 数量
粉状15kg【送料込み表示】







ライズ粒状(つぶ)15.0Kg

品名 ご注文エリア ご注文数量 数量
粒状15kg【送料込み表示】







◆送 料
(カートの中は「送料込み価格」で表示されます。

送  料  東 北 北 海 道 関東/信越
/東海
北陸/関西 中国/四国  九 州
ライズ(粉・粒)

15Kg 1個当り

1個 810 1080 970 970 1080 1180
2~5個 600 730 710 750 820 880

※6袋以上は別途見積もり
【クレジットカードのご使用につきまして。】
当ホームページではクレジットカードのご使用ができません。クレジットカードで購入を希望される場合は楽天市場様の当社店舗 <安心農業ワールド 花巻酵素> のご利用をお願いいたします。